運転のラストのこと

※単車/運転の最終話付近のネタバレを含みます
　CP要素は公式以上の話はありません

最終戦直前のダチ組の会話、察知と共感と信頼でひたひたになってるのがめっちゃ尊いんです・・・・・・・・・・・・・

それって友情や親愛そのもので、
バトルものの展開としては王道で胸アツなんですけど、
🚗のシナリオ内でやることにすっっごい意味があると思うんです

ロイミュの行動の原点？にある
「パートナーの感情に深く共感し、寄り添い、願いを叶える」
っていうのをと実は同じことを素でやってるんです

それをバンノとロイミュを恨む剛が自らそうしてくれと頼み、
チェイスは身を案じながらもそれが剛の頼みなら、剛の覚悟に共感できからから受け入れて、無茶する剛は自分が守ろうと自分も方針を変える

友情物語でもあり”アンドロイドと人間の関係性”の明るい未来をちらっと示されているのかなとか深読みしてしまう・・・

現行のロイミュはバンノの改造のせいで
人間の負の感情や歪んだ願望を叶えて暴走するって形で悪行とされていたけど、
正しい方向に作用すればこんなに尊いシステムなんだってじーんとくる

これ泊さんは逆転していて、人間側の立場でこれをやってるんですよね・・・・・・・
しかも人間→人間じゃなくて、
→ベルトさんもだし、
→ロイミュにもやってて・・・・
敵味方関係なく・・・えらい・・・・

これって刑事としての洞察力もなんだろうけど
もとから察しが良くてお人好しで涙もろいいいやつなんだろうな〜！

でもそれも一回はロイミュ事件で壊れてしまって、
それを直してあげてくれた霧子さんの深い理解とどこまでも付き添ってくれた時間のおかげだな〜〜〜ておもう
夫婦尊いな・・・

あと逆にラスボスのバンノがえぐすぎるぐらいサイコパスなのが効いてたな
共感力皆無、自己中心的、破滅的、即物的、子どもが泣いちゃうぐらい酷い話だった
おとなの私も怖くて泣きそうだった

そのバンノを共通敵としてハートとその腹心・クリム・泊さん・剛・チェイスの全員で迎え撃ったのがす〜〜〜ごくよかった

全ての元凶なのに託すしかできなかった、殺しあった、敵同士だった、思いを理解できなかった、利用した、失った、傷つけてしまった、裏切った、心から愛した、助けられた・・そういうドラマがたくさん詰まった立場の違う4人が共に戦うと決めて並んで変身する姿最高すぎてもう泣いちゃったもんな・・・まだ始まったばっかりなのに・・・・
同時に変身した時のバラバラな見た目が逆に尊みを増しているんじゃ


刑事モノとヒーローモノのお約束と謎のギャグの多さの中にしっかり人対アンドロイドとか人とクルマとか多様性とかの関係性の話しようとしてたんだな・・・深読みしすぎかもしれないけどさ・・・・・・