100万円と苦虫女見た
背景も映像も好み、それに設定もすき、極め付けに最推し女優のあお…ゆ…ちゃんが主演ということでずっと見たかったんですが、せっかくだから社会人になってから見ようという謎のつっぱりで、今日とうとう観ました。
結論から言うとめちゃめちゃつらい
しんどい話は後半にして、先に映像とかの話を・・・
まず、衣装がめちゃくちゃめちゃくちゃかわいい!!!!ゆうちゃんの魅力を最大限出している、、私服の小花柄の、ミドル丈ワンピース、ゆうちゃんに似合いすぎる
あと、昼下がりの海で、眩しい海と砂浜と、日陰にいる黒髪色白そばかす素朴細身美人オブゆうちゃんを見たらヤンキーも純情にならざるを得ないと思う、私も告白する。絶対する。かき氷貢ぎたくなるよね。わかる 元気出せよ
あと、桃ちぎりのバイトの時のあの農家スタイルが農家スタイルなのにゆうちゃんが着るとリンネルです感でて、うわあかわいいと思ってしまった すげえ(?)
カーテンだけは手作りする、それをずっと使いまわしてる描写は、心の壁だったのかな・・・と見終わってふと思った
ずっと心の拠り所にしてるのかと思ったけど、新しい窓から吹き込む新しい風を受け入れるんじゃなく、ブロックしているんだ、自分の手作りのカーテンで ひとり… 鬱だ
しんどいところ書きます
たぶんこれ、辛いと思う人間と、かわいそうだなあと思う人間で別れると思うんですけど、完全に前者でした。すごくわかる。大きい挫折を味わってるわけではないけど、物事と感情のズレがしんどくて毎日少しずつ苦しむ人間はこの先起こるちょっとした不幸の連鎖を想像しちゃうと思うんですよね
まさにそれでした
結局、判断を相手に委ねて、相手に言われたことやられたことだけでその人を判断すると、不幸になるんですよね、それが避けられないというか…
自ら不幸になりに行ってるというか、うまく言えないんですけど、
どうせ不幸になるんだと決めつけて相手を見ているというか、
で、ほ~ら、ひどいことするんだ、って思いながら、歪んだ視点のまま、最悪の時点で人間関係を切ってしまう
その傷を我慢して、話し合いに持ち込めたら、もしかしたら状況は変わるかもしれない…
「のになあ」という形で全ての小話が終わって、ほんとうにつらい
結局他者と生きていくにはぶつかり合って腹を割って生きていくしかないのかな~
特に、「私たち名前も知らないですよね」とか、困ったことがあったら言ってね、ていうピエールに対して何も言わず大丈夫ですと言ったり、中島くんのこと好きになったのに自分のことちょっとはなして半同棲した割に自分の不安が爆発するまで貸したお金の使い道聞かなかったり中島くんの状況を一切知らなかったり、そういう、すずちゃんはずっと宙ぶらりん、自業自得をしっかり写していたのがよけいしんどかったです。降り掛かった不幸じゃなくて、自分も招き入れてるんですよね・・・つらい・・・・・・・・
最後の展開がああだったのも、その延長線上で、
すずちゃんが口に出さなければ、もしかしたら、といい方で考えることができれば(少なくとも中島くんはずっといい方に考えてた)、よかったのになあ。。。てかんじですよね
どうしてもああしかならなかった
そして、中島くんも、最後の最後で心が折れてしまった
かなしいですね
なんて原作アンド映画が世に出てしまったんだ